● 2024年11月の方位盤 |
乙亥五黄土星 |
亜時渡専用 |
★ 三大凶方位 |
【五黄殺】(ごおうさつ) 年盤や月盤で五黄土星が回座している方位のことで、凶作用が強く出やすい方位をいいます。この方位の、増改築は避けられた方がよいでしょう。 風水的には、この方位で工事などが行われている場合は、自らに影響を受け健康などに障害が出やすくなります。そのような場合は、風水用風鈴などを掛けて対策を取りましょう。 また、この方位に引越などを行った場合は、自らの過失からの損失を受けるといわれていますので注意が必要です。 【暗剣殺】(あんけんさつ) 年盤や月盤の五黄土星が回座する方位の反対側の方位をいいます。暗剣殺は自分に過失はなくとも他人から一方的に傷つけられ、 短時間に被害を受けるといった特徴がありますので引越などの方位には不向きです。 【歳破】(さいは) その年の十二支の反対方位を歳破といいます。この方位への移転・引越・旅行・結婚・増改築などは、避けるべきとされています。 家族の病気や金銭的な苦労が発生しやすくなりますので注意しましょう。 |
★ その他の凶方位 |
【本命殺】(ほんめいさつ) 本命星が回座している方位のことをいいます。本命星とは自分自身の星のことです。この方位への移動や引越は良くなく、 原因不明の病気などで健康を害しやすくなります。 【本命的殺】(ほんめいてきさつ) 本命星が回座している方位の反対側の方位をいい、別名「的殺」ともいいます。この方位への移転・引越は良くなく、 目的や願いとは反対の結果となってしまう傾向が出てきます。また、自暴自棄となり人間関係にも亀裂が生じやすくなります。 【定位対冲】(ていいたいちゅう) 九星は年によって位置が変化します。その星の定位置と反対側に巡ってきたとき、定位置と反対側を定位対冲と言います。 定位対冲は極めて悪い方位とされています。 【月破】(げっぱ) その月の十二支の反対側の方位を月破といいます。この方位への移転・引越・旅行・結婚・増改築などは、避けるべきとされています。 影響は、歳破と同じように月限定で表れやすくなりますので注意して下さい。 |
● 縁日 |
神仏と縁を持ち加護を頂く日 ・八日 → 薬師如来(病苦を救う) ・十八日 → 観音菩薩(慈悲深い徳) ・二十四日 → 地蔵菩薩(苦しみを引き受ける、子供の守護仏) |
● 土用 |
土用波や土用うなぎなど有名ですが、現在では夏の土用つまり7月~8月にかけての土用が一般的に知られている。
理科年表には、太陽が黄経27度と117度、207度、297度にある時と定義している。 土用は東洋の陰陽五行論から来ていて、万物は木火土金水の相生、相尅、比和によるなどの五気の消長によって生成されていると説かれている。 そして季節にも五行論を取り入れた事によって土気の月が生まれた。土気の月は1月や4月、7月、10月であるが、 その月の中で最も土気が盛んになる期間を土用と名付けた。土用は本来、土旺用事というらしい。 土用の期間中は、土公神なる神様が支配している。土公神様は陰陽道では土を司る神様である。 この期間は、土を犯すことを忌むとされ、土を動かすこと、造作や柱立、基礎を置いたり、井戸掘りや壁塗りなども凶とされた。 たまにリフォームをこの期間に行っても大丈夫ですかという質問がくる。私は問題ないと答えている。 むかし壁塗りが凶だったのは、土壁だったからと思っているからだ。土をいじらなければ問題ない。 また土用にも間日があって、その日には文殊菩薩のはからいで、土公神様一族すべてが清涼山に集められているので、土を動かして祟りがないということになっている。 ちなみに、土用の間日は次のようになっている。 ・春の土用:巳・午・酉の日が間日 ・夏の土用:卯・辰・申の日が間日 ・秋の土用:未・酉・亥の日が間日 ・冬の土用:寅・卯・巳の日が間日 土用の期間にどうしても土を動かされなければならない人は、間日を活用して下さい。 ※土用については、現代こよみ辞典(柏書房発行)を参照しました。 |
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